エクソソームの種類と特徴
エクソソームとは
エクソソームは損傷を受けた細胞に集まり、組織内遺伝子の働きで、対象となる細胞が自力で回復できるように働きかけます。この物質は、ダメージのある細胞と連絡を取り合って、治したい箇所の修正を行います。それだけではなく、薬液自体にも衰えている細胞の修正を行います。近年の研究で様々な論文が発表されており、医療業界全体で最も注目されております。
エクソソームの種類
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臍帯由来(ウォートンジェリー)
国内流通約1%の希少な部位です。赤ちゃんのへその緒から採取されます。0歳の栄養の宝庫である幹細胞から採取するため、細胞活性力が圧倒的高く、脂肪由来の数千倍の活性力と言われております。 -
脂肪細胞由来
国内流通約70%を占め、老若男女問わず採取ができコストが安いことが特徴です。採取する年齢によって細胞活性力が大幅に異なり注意が必要になります。50歳以上の脂肪から採取したものは、老化を悪化させることも報告されています。 -
歯髄由来
乳歯から採取ができるため若い幹細胞から抽出できます。臍帯由来と並び高い細胞活性力が証明されています。抗炎症や骨を作る効果は特に高いと言われています。
こんな人におすすめ
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ハリ/シワ改善
エラスチン(弾力)やコラーゲン(ハリ)合成が通常時の2倍以上に促進されます。 -
乾燥肌/肌質改善
ヒアルロン酸(潤い)の合成や脂性肌の改善を促進させます。アトピー肌にも著効です。 -
赤み/鎮静効果
3種類の抗炎症サイトカインにより、お肌の赤みを鎮静させます。
美肌成分との関わり
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美容三大成分
お肌には、美肌成分(コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン)と、それらを合成する線維芽細胞が存在します。
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年齢変化
美容三大成分は20歳以降減少が加速して、老化と共に自ら潤えないお肌になってしまいます。主な原因は、元となる線維芽細胞の機能低下にあります。
幹細胞、線維芽細胞との関わり
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線維芽細胞の働き
お肌の幹細胞はコラーゲンやヒアルロン酸を合成する線維芽細胞に分化します。EXOSOMEは、線維芽細胞の働きを促進させる役割をします。
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線維芽細胞の年齢変化
年齢に伴う肌老化は、線維芽細胞は老化は『細胞量』ではなく『機能低下』が主な原因です。つまり、線維芽機能を活性、再生していくことが必要になります。
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線維芽細胞との関係
線維芽細胞はEXOSOMEで活性化されると、コラーゲン合成が通常時の2倍以上になります。
高品質なエクソソームを見分ける2つのポイント
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由来
採取部位や年齢により品質が全く変わってきます。老化により能力が低下した幹細胞から採取したものは、むしろ老化を悪化させるリスクもあります。
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培養方法
新鮮な幹細胞と高い培養技術が高品質な製品を作り出す条件です。現状、日本では法律で決まったプロトコルがなく、低品質な製品も多く出回っている為、注意が必要です。
品質管理体制
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細胞培養
MISEV2018(国際基準ガイドライン)の基づき、細胞培養加工施設にて、培養士が採取した細胞を培養いたします。エクソソームの基となる幹細胞の鮮度だけでなく、培地となるサプリメントにも厳選をして、最高品質のエクソソームを培養しております。 -
脂肪細胞由来
GMP(Good Manufacturing Practice)準拠した施設で、高い水準での品質管理で細胞を保管しています。
※GMP:医薬品の製造管理及び品質管理の基準 -
細胞保管
マイコプラズマ否定試験/エンドトキシン検査/ウイルス検査(HIV-1/HIV-2/HCV/HBV/HTLV/ParvoB19/EBV/CMV)/無菌検査等の検査を通し、安全性を確保しております。
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